中学・高校の課題「風神雷神」調べ学習

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小学校では、「風神雷神」の鑑賞について。

中学校では、さらに「風神雷神」とはなにか?詳しく知るための

調べ学習をするのが課題ででる学校もあります。

東京オリンピック・パラリンピックの記念硬貨のモチーフに採用され、

今までよりも、ますます世界から注目される「風神雷神」。

「風神雷神」とは、なにか?その絵にまつわる話を見ていきましょう。

「光村図書 美術Ⅰより」

 

国宝「風神雷神図」をみて、どんなことを思うかな?

 

・風神・雷神とも手には違うものをもち、目を大きくみひらいているね。

・筋肉がすごい!

・髪の毛が1本ずつ細かく描かれている。

・口は、さけそうなくらい大きいよ。

・絵、全体に金箔がはられていて、豪華。

・それぞれに違う角がついている。

(中1次女)

 

神様だから、何千、何万年といきているかのような風格がある気がする!

(わんこママ)

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鑑賞から始めよう。

まずは、絵をみて、どんなことでもいいから気づいたことを言ってみよう!

他の人の意見も聞いてみて、自分と違うところに注目したり気づいたりしていることに

気づくことも鑑賞には大切!

「どこにどんな色がつかわれているか?」「ポーズ」「表情」「どんなものを身に着けているか?」などを十分に鑑賞した後、調べ学習で

その絵が描かれた背景や時代など、視野を広げていくのが理想的♪

 

この「鑑賞」が、意外と何を言ったらいいのかわからない。という所もあると思います。

他の人と一緒に、話ながら、広げていけたらいいですね。

 

風神と雷神、なにをしていると思う?

 

風神は、風をふかす神様だから、下界の人は、よろこぶんじゃないかな?

暑い夏に風が吹かないとあついから。昔は、クーラーとかないし。

雷神は、雨を降らせて喜ばれるね。田んぼに水がないと野菜が育たないし、困るから。

恵みの雨を降らせていると思う。

 

なるほど~。神様は、人々のために寛大であり、優しい。か。

どんどん、鑑賞が広がっていって、楽しいね!

 

「風神雷神図」とは?だれが作り、どこにある?

誰が書いた?

わきたつ黒雲にのって風袋を自由にあやつり、そして、自由に天空を駆け回る風神。

太鼓をうちならし、雷と稲妻をおこし、下界をのぞく雷神。

これは、江戸時代初期の画家

俵屋 宗達(たわらや そうたつ)が描いた最高傑作として知られています。

宗達は、京都の町衆で、「俵屋」:という絵屋を営んでいました。

 

どこで見られる?

現在は、京都国立博物館に委託されていますが、レプリカを「建仁寺」(けんにんじ)で見ることができます。

最新のデジタル技術で再現され、迫力ある有名な「風神雷神図屏風」以外

にも「双雲図」「雲龍図」などがみられる京都のお寺、

建仁寺。

建仁寺は、京都最古の禅寺として、臨済宗を開いた栄西禅師によって1202年に建てられました。

京都祇園の少し南側に位置し、八坂神社から歩いてすぐの所に位置しています。

多くの文化財や寺宝が保存されていて

敷地も広く、美しい庭もある臨済宗建仁寺派大本山。

拝観案内 | 建仁寺
建仁寺は臨済宗建仁寺派の大本山で、建仁2年に開創しました。開山は栄西禅師、開基は源頼家です。坐禅体験、写経体験受け付けております。

たびたび火災に見舞われましたが、安土桃山時代に復興しました。

枯山水の庭、茶室、800年の法要時に描かれた法堂の天井にある「双龍」も

見事です。

 

京都の三十三間堂には、「風神雷神」の木造彫刻があります。

 

 

「風神雷神」と「琳派」

筋肉を隆々とさせ、天空を疾走する風の神、風神と、天空を駆け回り、雷鳴をとどろかせる雷神。

この絵を描いた俵屋宗達は、桃山時代から江戸初期にかけて京都で活躍しました。

 

たくさんの作品のなかでも俵屋宗達の最高傑作といわれる「風神雷神」は

鎌倉時代の「北野天神縁起絵巻」に描かれている風神・雷神がモデルだと言われています。

宗達は、よく古典からその素材を集めて、この風神・雷神の絵も

天衣の揺れ方をヒントにしているそうです。

また、京都で有名な扇屋だった俵屋。扇面に絵を描く絵師であったため、

屏風に描かれた絵でありながら、扇面の構成が伺えるところも興味深いところです。

「風神雷神図屏風」をはじめとし、大画面の障壁画に取り組むようになった宗達は、

金碧画(きんぺきが)や水墨画の名画を次々と制作し、

朝廷にもみとめられ

「法橋(ほっきょう)」という高い位になり大出世をします。

 

宗達の表現した平安王朝の繊細さや、豪放な桃山時代の美意識。たらし込み技法は、

大胆な構図のあたらしい装飾画に発展する!

元禄の時期には、尾形光琳(おがたこうりん)や酒井抱一(さかいほういつ)らが模写し

新しい日本美術の流れである「琳派」を生み出しました。

 

俵屋宗達と尾形光琳は、よく一緒に名前を並べられるので、同じ時代をともに生きたと

思われがちですが、それぞれの年月に100年ほどのひらきがあるそうです!

尾形光琳は、京都の呉服屋出身で、宗達の装飾画を受け継ぎ、琳派として発展させました。

 

さいごに

さて、「風神雷神図屏風」から、レプリカを見ることが出来る「建仁寺」、

描いた「俵屋宗達」そこから広がる新しい日本美術の「琳派」。

「琳派」を受け継ぐ絵師たちまで、

話は広がっていきましたね。

一つの絵から、歴史を紐解く。

少し知るともっと知りたくなる歴史の面白さがあると思います。

「建仁寺」の双龍も一度みてみたい!!

ぜひ、歴史を調べてから行ってみたいものです。

 

 

 

 

 

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